親や家族の死別が原因で不登校に

不登校原因,死別,対応

寂しさや喪失感からの学校へ行く気力の低下

寂しさ、喪失感によるエネルギーの低下により一時的に不登校になることがあります。

 

死別の場合、もちろんショックは大きいです。大好きだったお父さん、お母さん、家族ともう二度と会えなくなってしまうのですから、かなりのストレスフルな状態にさらされます。

 

だから、しばらく学校を休むこともあるのですが、そこから学校に行けなくなる場合もあります。

 

友だちや先生に心配されたり過度に気を使われることが嫌だったり、親の死を受け入れられなくて気力が出なかったりなど、特に、病死で長く患っている場合よりも事故死や突然死のような急死の場合の方が受け入れるのに時間がかかり、立ち直りが遅れる傾向があります。

 

ただ、そうはいっても、死別の場合は親の愛情が半減するということに、あまりならないことがわかっています。要するに、離婚や再婚と違ってお子さんのその後の幸福度は普通のお子さんと変わらないことが多々あるのです。

 

だから、一時的には不登校になることもあるかもしれませんが、少し落ち着けばまた学校に戻れるようになりやすいです。

死別が原因の不登校への対応法は?

無理をさせない

お子さんは無理をして明るく振舞おうとしていることが多いかと思います。でも実はとっても悲しみにくれています。

 

だから、できるだけちゃんと泣かせてあげて(本人がのぞむなら)、悲しみをしっかり味あわせてあげましょう。悲しみはちゃんと悲しむことで乗り越えられていくのです。

 

亡くなった親のために頑張りなさい、とか叱咤激励をするのは禁物です。ちゃんと落ち着いて時期がきたら気力も復活しますから、今は無理をさせないであげましょう。

 

睡眠、食欲は要チェック

最初は眠れなかったり食べれないのは当然です。でも数日立っても全く眠れない、食べられないようだったら、一度小児科、心療内科などを受診させてあげてください。うつ状態になることを防ぐためです。

 

登校を焦らせない

学校なども無理強いはせず、しばらく様子を見てみてください。本人が行きたがらないのに無理に行かせるのはあまりよくありません。

 

時間が解決することが多いので、焦らず様子を見てください。それが学校への再登校の近道です。

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