分離不安が原因での不登校

不登校原因,分離不安

母親から離れられずに不登校に

よく、保育園や幼稚園、小学校の低学年頃によくみられるもので、お母さんと離れられないために、学校に行けない、ということがあります。もし行けるにしてもお母さんが隣や後ろで見ていないといられない、というものです。

 

きっかけとしては、何らかの友人関係のトラブルやその他の悩み事、不安ごとによって出てくることがあります。この分離不安だけで、不登校が長期化することは少なく、割と短く再登校できることが多かったりします。

 

子ども自身の未熟さがあるため

他の同年齢の子どもに比べると幼さがあるケースで、特に欲求不満に耐える力がまだ備わっていないケースがよくあります。その場合、ちょっとした環境の変化や、ストレスで学校に行けなくなることがよくあります。

 

例えば、特定の友だちに依存している傾向があり、クラス替えなどでその友だちと離れてしまった場合に、もう学校には行けない、と登校をしぶるようになったりします。

親離れできない事が原因の不登校への対応法は?

親離れできない子供の特徴に分離不安タイプと未熟なタイプの2つがあります。それぞれの対応法を見ていきましょう。

 

分離不安タイプ

子どもの気持ちにしっかり耳を傾け、何が不安なのかを丁寧に聞いていきます。無理強いをしたり、焦ったりせずに、不安な気持ちに寄り添っていくと、自然と登校できるようになったり、お母さんなしでも学校で過ごせるようになっていきます。

 

逆に焦って、お母さんと無理に引き離そうとすると、逆効果で不登校が長引くことが多いので注意しましょう。

 

未熟なタイプ

いきなり、幼さを取り除くのは難しいです。でも、だんだんに発達していきますから、こちらも焦らずに、でもできることはやっていくという形をとります。

 

例えば、学校の先生や養護の先生などに協力してもらい、班の友だちの仲に入りやすくしてもらったり、あるいは学校のカウンセラーなどに手を貸してもらって、入れそうな授業からチャレンジしたりなど。

 

大人の手や準備を借りつつ、少しずつクラスにとけこめるようにしていきます。大人の力を借りつつ、どうしたら楽しく過ごせるか、一緒に考えたりしながら、ひとつひとつ一緒に問題を解決していく形をとるとうまくいくパターンが多いかと思います。

 

まとめ

どちらのパターンも弱さがあるため、時間をかけ子どものペースで少しずつ学校に行けるような工夫を周りの環境を整えつつ行なっていくことがポイントです。どちらも、強引なやり方をしなければ比較的早く再登校できることが多いです。

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