不登校になる17の原因とその対応方法とは?

不登校の原因

目次

何故、子供が不登校に?理由は?

何故お子さんが不登校になってしまうのか?恐らく何度も考えたことがあると思います。

 

ここでは、「学校生活」「子供の性格」「家族・夫婦間の問題」「子育ての方針」「子供自身の体調不良」それぞれの視点で不登校の原因なる可能性があるものとその対応方法を紹介します。

 

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不登校・ひきこもり・ニートなどに共通する潜在的な根本原因は「ひきこもりの根本原因は?」をお読みください。

 

あくまで原因の一つ

ただし、「あくまで不登校の原因の一つ」ということを理解しておいてください。特に体調面での「起立性調節障害」などはその症状が現れる要因に「ストレス」が関わってくるので、「学校でのストレス」を解消しないと再発の恐れもあります。

 

不登校になった原因を決め付けない

中には不登校の原因は3つ!と書いてあるサイトもありますが、お子さん一人一人に性格・人格があり、またお子さんを取り巻く家庭環境や学校の環境が様々であるように、不登校になる原因も本当に様々にあります。

 

「原因はこれ!」と安易に決めて思い込むということが無いように気をつけてくださいね。

 

原因を見つけて取り除けばいいのか?

また、不登校の原因を掘り返して取り除くことが、直接不登校を解決するとは限らないこともあります。例えば、いじめが原因で不登校になった場合、そのトラブル自体を解決したからといって、その後楽しい学校生活を送れるかというとそうでないケースもあります。

 

それは、クラスの雰囲気や空気などの問題もありますし、いじめが再発する恐れもあります。本当の意味での解決は、単に学校に再び登校するだけではなく、今後いじめが起きないことです。

 

また、原因によっては、過去を掘り返すことより未来に目を向けて子育てを行っていくことが大事な場合もあります。是非、親御さんとお子さんだけで悩むのではなく周りの人に相談するようにしてください。

 

相談する相手は、私でも、先生でも、スクールカウンセラーでもクリニックでも構いません。お一人で悩まずにまずは「悩んでいる」ということを伝えてみてください。


不登校の原因別対応方法

学校生活に不登校の原因がある場合の対応

学校生活は子供にとって楽しい場所であると同時に、ストレスを抱え、不登校の原因にもなる場所です。その多くはいじめや友人とのトラブル、先生との相性の悪さなど人間関係によるものです。

ここでは、「いじめ・友人とのトラブル」「先生との相性の悪さ」の2つ原因に対しての対応方を紹介しています。

学校生活が原因
いじめや友人とのトラブル 先生と相性が悪い

子育ての方針を原因とする不登校への対応

不登校の原因が全て親である場合はあまりありませんが、親の行き過ぎた教育により学校へ行けなくなる子供もいます。ここでは「過保護な場合」「放任過ぎる場合」の2つに対して、子供への接し方や対応法を紹介しています。

子育ての方針
過保護な場合 放任過ぎる場合

子供の性格を原因とする不登校への対応

不登校になったことは子供の責任ではありませんが、生まれ持った性格的にどうしても不登校になりやすい子供もいます。

大切なのは、あなたがそれを理解し、子供に対して、これからどういう接し方をしていけばいいかを知り、実践してく事です。

ここでは、「親から離れたがない(分離不安)」「非行に走る」「周囲の目を気にしすぎる」事が原因で不登校になった子供への対応法を紹介しています。

子供の性格
親から離れたがらない 非行に走る 周囲の目が気になる

家庭環境が原因で不登校になる場合の対応

離婚や再婚、死別などどうしても避けられない家庭環境の変化が起こることは、ある程度は仕方のない事かもしれません。

大事なのは、その変化によって生じる子供の不安や寂しさ、心への負担をどうやって軽減して、子供に学校へ行く元気を取り戻してもらうかです。

ここでは、「夫婦仲の悪さ」「離婚した場合」「再婚した場合」「死別した場合」の4つの家庭環境の変化を原因とする不登校問題への対応法を紹介しています。

家族・夫婦間の問題
夫婦仲の悪さ 離婚した場合 再婚した場合 死別した場合

子供の体調不良や病気・障害が不登校の原因の場合の対応

子供が何らかのストレスを抱えていると、後天的に発症する体調不良や病気、先天的に持っている障害なども不登校の原因になります。

それぞれの症状を軽減する方法や症状に合わせた対応を知りましょう。また、生まれながら障害を持っていても、トレーニングによって社会に適応していくことも可能です。

ここでは、不登校の原因になり得る「アスペルガー症候群」「ADHDなどの落ち着きのなさ」「学習障害」「起立性調整障害」「心因性嘔吐症」「過敏性腸症候群」の6つへの対応法を紹介しています。

子供の体調・障害
アスペルガー症候群 ADHDなど落ち着かない 学習障害などやる気の欠如
起立性調節障害 心因性嘔吐症 過敏性腸症候群


不登校の原因17つとその対応法記事一覧

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過敏が原因の不登校アスペルガー症候群、自閉症などのコミュニケーションに問題があるお子さんの場合、過敏さゆえ不登校になることがあります。例えば、学校のにおい、人に急に触れられるのが怖い、痛い、音楽などのときの楽器などの音が耳に痛い、といった、臭覚、聴覚、触覚などさまざまな感覚に過敏さがある場合、学校に行くとかなりの苦痛を伴うので、不登校になるケースがあります。先生や友だちなどによる注意コミュニケーシ...

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不登校原因,心因性の嘔吐症,対応

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不登校原因,過敏性腸症候群,対応

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不登校原因,再婚,親,対策

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不登校原因,死別,対応

寂しさや喪失感からの学校へ行く気力の低下寂しさ、喪失感によるエネルギーの低下により一時的に不登校になることがあります。死別の場合、もちろんショックは大きいです。大好きだったお父さん、お母さん、家族ともう二度と会えなくなってしまうのですから、かなりのストレスフルな状態にさらされます。だから、しばらく学校を休むこともあるのですが、そこから学校に行けなくなる場合もあります。友だちや先生に心配されたり過度...

過保護,不登校原因,親

自主性の欠如、失敗への恐怖過保護による自主性の欠如や失敗場面への耐えられなさから不登校になる場合があります。親が必要以上に手をかけすぎるために、学校場面のようなストレスフルな場面に適応できず、不登校になることがあります。特に、学校に入学したての頃や幼い学年で見られます。もちろん、初めての学校という場面ではご両親が心配しすぎるのもよくわかります。自分で考え、失敗して成長していくしかし、心配だからとい...

不登校の原因,親の放任

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不登校原因,分離不安

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不登校原因,非行,親

生活習慣の乱れ大体が夜遅くまで夜遊びしていたり、非行系の友だちや知り合いとつきあうことによって生活習慣が乱れます。基本的には朝起きて、三食しっかり家のごはんを食べて昼間は勉強して夜はお風呂に入って寝る、といういたって普通の生活ができません。周囲もそのような人が多いと、その生活に疑問をもつことも少なく、さらにその生活をやめよう、正そうという気持ちも湧きにくくなります。また、小学校高学年から中学以降に...

不登校の原因,周り,気にする,子供,性格

人の目が気になる性格ものすごく繊細で人の目が気になる性格の場合、不登校を発症しやすくなることがよくあります。この性格がらみの不登校は小学校中学年以降の思春期あたりに多くなる不登校です。些細な事が心に響いてしまう性格の繊細さゆえ、いつも人から自分がどう見えているかばかりを気にして行動します。例えば、たまたま具合が悪くて学校で吐いてしまったり、トイレまで我慢できなくなることなどがあったとします。そうす...

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