不登校の原因。学習障害による自尊心の低さ、やる気の欠如

自尊心の低下、やる気の欠如から不登校になる原因

 

学習面の遅れが顕著

IQ、つまり知能指数が平均以上でもあるにもかかわらず、学校でのある特定の科目の学習が遅れてしまい、それが原因で学校に行けなくなることがあります。

 

学校ではみんなが出来ているのに、そしてしっかり授業を受けているのにも関わらず、自分だけできない、勉強がわからない、ということが続き、明らかに学習が遅れてしまうことがあるのです。

 

この背景には学習障害というある特定の学習の能力が阻害、発達の偏りがあることがあるのです。

 

それがきっかけで、みんなと同じように出来ない、恥ずかしい、といった気持ちが募り、学校に行けなくなってしまうことがあるのです。

 

努力がみのらず無気力に・・・

いくら一生懸命頑張っても、字が書けない、読めない、計算できない、考えられない、といった特定の分野の学習ができません。

 

先生などに指摘されるも、どんなに頑張ってもどう直したらいいかわからなく、どんどん自信がなくなり最後には気力がなくなってしまうのです。そうなると、学校に行きたくない、行けない・・・ということになることがあります。

学習障害による自尊心の低さ、やる気の欠如を原因とする不登校への対応

1 何ができないのか、わからないのかを把握する

勉強のことが原因で学校に行けない場合、まずは何がわからないのか、できないのかを徹底的に調べることが重要です。

 

そのためには、心理検査を受けられる機関に行き、そこで調べてもらうのが最善です。自治体による教育センター、療育センターや病院やクリニックで行なっているところもあります。

 

そして、どの部分がどうできないのかしっかり把握し、お子さんに努力でできなかったのではなく、もともとの問題だということを伝えます。

 

2 検査結果に従い、対策をする

その場で、こういう対策が役に立つという結果がもらえればそれに従います。あまり詳しい処方箋がもらえない場合は、別のカウンセラーなどに相談するなどして、対策を練ります。

 

今は、発達障害も社会で認知され始め、学習障害に強い相談機関もありますのでネットなどで調べたり、病院などで紹介してもらうのも手です。

 

また、学習障害用のワークのようなものも出ていますので、お子さんの負担にならない程度に活用すると効果的です。

 

3 学校に配慮してもらう

例えば、はっきりとして診断がわかれば、学校用にその検査結果から見たお子さんへの配慮を伝えてもらうと効果的です。

 

例えば、字を書くときのノートやプリントのマス目を通常よりも1.5倍の大きさにしてもらうとか、テストの時間を延長してもらうなどなど・・・

 

そのお子さんによって配慮のポイントは異なりますが、学校側も具体的な処方箋があると動きやすくなります。お子さんにあった配慮をしてもらうことでお子さんも学習しやすくなり、やる気も徐々に復活していきます。

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