もう寝坊しない!自然に朝スッキリ起きるためには?

朝起きられない

朝自然に起きるには?:目次

●子供が朝起きてくれない、どうすれば?
●何故、朝起きれないのか?3つの原因とは?

子供が朝起きてくれない・・・どうすれば?

子供が朝起きれなくなり、遅くに登校したり、午後から登校することが連続で起こってくると学校で先生やクラスメイトにいろいろ言われたりして学校へ行くのが少しずつ嫌になり、遅刻から欠席へと変わっていき不登校の状態になる場合があります。

 

また、学校へ行かなくなってからもその状態が変わらず、夜中まで起きていて徐々に生活リズムが崩れていき昼夜逆転になっていく場合もあります。

 

そうなってくると「いつまでこの状態が続くのか」「このままだったらどうしよう」と不安になっていきますよね。だからと言って、無理に起こして喧嘩したり、毎日毎日子供を叱ってばかりも嫌ですよね。

 

ここでは、「何故、子供が朝起きられなくなるのか」とその対応法を紹介していきます。

 

大前提:子供に起きる意思があるか

朝起きられるかどうかには、当然ですが、子供自身に起きようとする気がないといけません。子供自身に朝起きようという意思がない状態の場合は、不登校の子供の昼夜逆転を治したいをご覧ください。

 

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何故、起きたいのに朝起きれないのか?3つの原因

子供に起きる意思があるのにどうしても起きられない場合、考えられる原因は大きく3つあります。その3つの原因と解消方法を紹介します。

 

上の2つは簡単にできるので是非、実践してください。反対に、自律神経の乱れは少し複雑で時間がかかります。

大事な順に3つ挙げていきます。といっても上の二つはあることをするだけで比較的簡単に解消できるので、まずはできるところからやってみてくださいね。

 

トリプトファン・セロトニン・メラトニン不足(比較的簡単)

起きて眠るまでの流れ

セロトニン・メラトニン・トリプトファン

メラトニンとは

「メラトニン」は睡眠を促すホルモンで、睡眠ホルモンとも呼ばれています。人は体温が下がると眠くなるのが一般的です。メラトニンが分泌されると体内の熱を外に放ち体温が下がって自然な眠りに導いてくれます。

 

メラトニンは次の「セロトニン」を原料として作られます。昼間に作られたセロトニンが夜になるとメラトニンに変化し人は眠くなるのです。

 

セロトニンとは

セロトニンは脳内物質の一種で朝起きるのをサポートしてくれます。セロトニンが脳内でちゃんと作られれば朝はスッキリ起きられるようになるのです。

 

セロトニンを増やすには、強い光を目から浴びる必要があります。なので、朝起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びると起きやすくなるのです。

 

部屋の電気でもいいの?

「朝起きてすぐに光を浴びるなら部屋の電気をつければいいじゃん」と思うかもしれませんが、一般的な部屋の電気は1,000ルクスほどしかありません。

 

セロトニンが作られるには2,500ルクス以上の光を浴びる必要があるので、部屋の電気では足りないのです。ちなみに朝日は9,000~10,000ルクスほどあります。

 

また、セロトニンはトリプトファンを摂ることによっても増やすことができます。

 

トリプトファンとは

トリプトファンはアミノ酸の一種で、「夜しっかり眠り朝スッキリ起きる」ために必要な3つの中で唯一食物やサプリメントで外から摂取できる栄養素です。

 

このトリプトファンを原料にセロトニンが作られるのです。

 

トリプトファンを1日の摂取量はどのくらい?

トリプトファンの1日の摂取量の目安は、正常な子どもなら体重1kgあたり1mg・大人は1kgあたり2mg。不眠症を改善するためには大人が1日500mg、子どもならその半分の250mgで良いでしょう。

 

豚肉・鶏肉・牛肉ならどの部位でも100gあたり200~280mg、魚は100gあたり200~300mg、米、そば、パスタなら100gあたり100~150mg摂取できます。

まとめ
●朝起きれるようにするには、トリプトファンを摂取し、朝日を浴びてセロトニンを増やしメラトニンに変化させ夜眠れるようにする!

 

⇒しかし、「朝起きてすぐに朝日を浴びるという方法」には4つの落とし穴があります。これについては後述します。

次のページでは、朝起きられないもう一つの原因「体内時計のずれとリセット方法」についてと「朝日を浴びる方法の落とし穴」について紹介します。⇒体内時計リセットと朝日を浴びる方法の4つの問題点


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