学校を辞めようかなと言い出した。16歳・高1女子

理由が分からないまま転校させるのが不安

転校,高校

【お名前】: S
【子供の年齢】: 16歳
【子供の性別】: 女子

 

【不登校の期間】:1カ月。今日までに学校に行った日 4月7,8,13,14,15,21,27日 5月2日

 

【不登校の状況】:4月になり急に朝起きてこなくなった。しかし、前日は学校の準備をし、学校に行くといつも通りに答える。何日か休んで登校したときは、友達に休んでる間のノートを借りてきて、書き写すこともあった。

 

理由を聞いても、「何もない」としか言わないため、何が原因なのかわからない。 週に1回、2回しかない授業の出席日数が足らなくなりそうだと伝えたら、学校辞めようかなといいだした。

 

【家族構成(同居、別居含む)】:父、母、弟
【ご両親の職業】:共に会社員

 

【ご相談内容】:通信制の高校の話をしてらそこに通おうかなという気になってきているが、出来れば今の高校に行けるようになってほしい。

 

理由がわからないまま、学校を変わっても同じことにならないか心配。親として何かできることはあるでしょうか?

 

スポンサーリンク

「理由が分からないまま高校を転校させるのが不安」へのカウンセラーからの返答

日比野

ご相談ありがとうございます。日比野と申します。

 

親御さんとしてできることは、まずはお子様とのコミュニケーションによって、理解してあげる事です。コミュニケーションを取ると言っても、ただ理由を聞いただけでは、今の状態ではおそらく答えてくれないでしょう。

 

まずは、判断(問題を解決するアドバイス)をする前に、理解する事に意識してみて下さい。

 

例えば、今お聞きしている情報だけでのやり取りですとこんな具合にも受け取れてしまいます。(もっと具体的にお話されてるようでしたらごめんなさいね)

 

”理由を聞いても、「何もない」としか言わないため、何が原因なのかわからない。週に1回、2回しかない授業の出席日数が足らなくなりそうだと伝えたら、学校辞めようかなといいだした。通信制の高校の話をしてらそこに通おうかなという気になってきている。”

 

関心をもつ(理由を聞く)⇒「何もない」⇒評価する(日数が足りなくなりそうだ)⇒「辞めようかな」⇒助言(通信制の高校の話)⇒「行こうかな」⇒解決する⇒繰り返し。これでは、お子さんの心は、なかなか悩みを打ち明けたくてもできなくなってしまいますよね。

 

お子さんがまだ小さい子供の頃のように、理解してあげようと愛情いっぱいに受け止め認める事で、ご両親にも、切実な思いは打ち明けたいという気持ちにもなるはずですよ。

 

理解する事に時間はかかってしまうかもしれませんが、後から大きな成果となって必ず戻ってきますので、ぜひお子さんの心の奥底に隠れている悩みを、本気で理解して、共感してあげて下さいね^ ^

 

 

黒岩

はじめまして。カウンセラーの黒岩と申します。S様、ご相談頂きありがとうございます。

 

ご相談内容を拝見したところ、S様が現状で行き詰まっているポイントは〈状況を把握しきれていないこと・お嬢様とのコミュニケーションが十分にとれていないこと〉かと存じました。

 

お嬢様の気持ちや状況が正確に掴めていないとS様ご自身が選択肢や判断に確信が持てないでしょうし、お嬢様からしても状況を知らせないまま与えられる選択肢は自己肯定に繋がりにくいのではないでしょうか。

 

不登校になるきっかけの多くは学校での人間関係のトラブルですが、自身の学校生活にケチがついていなくとも自己対話でのつまづきによって行けなくなってしまうケースもあります。例としては、ちょっとした怠惰が癖になり、自身の行動が後に引けなくなって不登校が慢性化する、など。

 

理由は人それぞれですが、まずは〈行かないのか・行けないのか〉を理解することが重要となります。理解するためには直接訊くよりもお嬢様の取る行動や言動をよく観察し、お嬢様と何気ない会話をする機会を多く持つことが大切です。

 

そして、会話をする上で意識して頂きたいことは〈ご自身の気持ちを客観的に伝えること〉。感情的に意見をぶつけてしまっては相手は心を閉ざしてしまうし、逆に本意がわからない相手に自身の気持ちは打ち明けづらいものです。

 

一緒に考えて解決していきたいという意思を示し、十分にコミュニケーションを取った上で〈行けないのではなく行かないのだ〉と判じられれば「今の高校に行けるようになってほしい」という旨を丁寧に伝えましょう。自立していない未成年の方の状況を変えるには、いつでも親御さんの協力がなくてはなりません。それは状況にも精神的な支えにも言えます。

 

S様、できることだらけなのです。期間として、今年4月からという今の時期であれば不登校が長期化するのを防ぐことは十分に可能かと存じます。早々にご相談して頂いたS様の判断や行動力に感謝致します。

 

まずはお嬢様との対話を試みてください。少しずつでも状況が明確になれば対処の仕方や具体的な解決法が導き出せます。もしまたお一人で行き詰まってしまう時には、こうしてご連絡くださいませ。一緒に考えて進んで参りましょう。

 

 

後藤

はじめまして、Sさん。カウンセラーの後藤です。よろしくお願いいたします。Sさんは、お嬢さんのことで悩んでおられるのですね。さぞご心配のことでしょう。お察っしいたします。

 

お嬢さんは、4月から急に朝、起きて来られなくなったそうですが、3月までは何もなく普通に登校しておられたのでしょうか?でもお嬢さんはえらいですね。友達から休んでいた間のノートを借りて勉強されておられるのですから。

 

ところでSさんは今、お嬢さんにどのようになってもらいたいと考えておられますか?お嬢さんの幸せのため、その望みを叶えるには、まずおかあさんであるSさんが、焦らず、ゆったりとした気持ちでお嬢さんに接してあげてください。

 

そしてお嬢さんに寄り添い、お嬢さんの辛い気持ちに共感してあげてください。

 

おかあさんであるSさんが、お嬢さんの“寄りどころ”になってあげることこそが、今のお嬢さんにとって必要です。今の世の中の風調では、“不登校=いじめ“とされがちですが、不登校の原因は決してそれだけではありません。

 

例えば、身体的な悩みだったり、人とのコミュケーションを取ることが苦手だったり、あるいは、何かしら悪い思い込みだったりと様々です。

 

問題解決のために不登校の原因を知ることは、場合によっては重要です。しかし、原因などどうでもよい場合もあります。ですから、お嬢さんから無理に聞き出そうとは、決してしないでください。

 

お嬢さんが自ら話せる時を待ちましょう。もしかしたら、いつまで経っても話してくださらないかも知れませんが。ちなみに我が息子は、はっきりと話してくれたことはありませんでした。

 

繰り返し申しますが、まずおかあさんであるSさんが、お嬢さんの“寄りどころ“になってあげてください。Sさんがお嬢さんに話すのではなく、お嬢さんがSさんに話されることを聞いてあげてください。そして共感してあげてください。

 

私は息子を、全日制高校一年生の時に思い切って通信制高校に転校させました。本人は、後で後悔した時期もありました。

 

しかしその後悔があったからこそ、「希望の大学に進学したい」という思いを強くしたようで、その願いはみごとに叶えられました。

 

それからその大学に入学後も不登校になり、2年間の休学を経て無事卒業することができました。息子は留年の2年間がもったいなかったと、また少し後悔しているようですが、私はこれで良かったと思っています。

 

Sさん、決して急がないでください。焦らず、お嬢さんにとっていつも笑顔で優しいおかあさんでいてあげてください。後藤

 

「高校の転校・通信制」関連ページ

スポンサーリンク

不登校解決への近道を知るには

不登校克服

「不登校の原因が分からない」「子供にどう接したらいいか確信が持てない」「スクールカウンセラーに相談しても良くならない」とお悩みの方へ。

不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。

あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」

と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?

子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す

という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。

参考にして下さい。

⇒「不登校解決の方法・事例」の詳細を見る


 

●ページナビ

 

不登校について学ぶ

不登校,相談,質問,学校,通信制高校

不登校にまつわる原因・対策・子供との接し方・学校との付き合い方・親として意識するべきことなど様々な視点で不登校について学びましょう。

●不登校について学ぶ

質問相談

不登校,相談,質問,学校,通信制高校

不登校やひきこもりなど様々な問題に対して当サイトの複数のカウンセラーにメールで無料で質問・相談できます。メールアドレス記入不要です。

●質問・相談する