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体調を崩してから不登校に。16歳男子

不登校に関するご相談内容

相談者Hさん

【子供の年齢】:　16　男子

【不登校の期間】:
25年11月末～26年1月末(冬休みは部活動へ参加)以後休みながらの登校。高校２年になり現在１週間休んでいます。

不登校の状況

きっかけは、高校に入学してからまもなく体調を崩して検査をしたところ、大腸炎と難治性逆流性食道炎と診断あり。

体調が思わしくないことが多く休みがちに。単位が危なくなり、それがプレッシャーとなり発熱をきっかけにそこから不登校に…今年１月の終わりより行き始めましたが、週に３日行くのがやっとに。

春休みは、部活には積極的に参加していましたが、現在は学校も部活も休んでいる状態です。

不登校に関するご相談内容

初めは単位の事がプレッシャーだったようですが、最近は少しの事が悩みになっています。友人に言われたこと。勉強の遅れ。部活での自分の実力。

中学まで、何も苦労なく勉強もスポーツも友人関係も全てうまくいっていました。何事にも自信を失い現在は全てうまくはいっていない状態です。

家で携帯をいじって１日終わってしまう日も多々あります。

自分の好きなことでは電車などで元気に出掛けていきますが、学校となると朝は渋り結局行きません。

このままですと、いずれは単位も危なくなると思います。彼の人生と分かっていてもやはり高校だけは卒業してほしい。

彼が学校を休んでしまうと私も落ち込みます。母親は、明るくなければと頑張っていますが心が折れそうです。どう考えてこの先進んでいったら良いのか？アドバイス頂ければと思います。宜しくお願いします。

「体調を崩してから不登校」への私からの回答

はじめまして。

現在、お子様の体調のほうはいかがですか。まず、16歳ということで高校生活は今しか送れない時期です。

体調がすぐれなければ仕方ないこともありますが大人になれば自由になる時間はもっと少なくなります。

親御さんとしてはご心配でしょうが、ご家庭でのお子さんの扱いに腫物を扱うように「好きにさせる」ことが息子さんのためでもありませんし厳しくするだけが息子さんのためでもありません。

またお母様が笑っていなければ、お子さんも笑えませんのでまずはご自身のストレスを取り去ってからお子さんに接してあげてください。

誰にも話さないことが一番いけませんのでカウンセラーなり、夫婦間なりに相談なさり、最善の方法を家族として考えられることが一つ。

それから、発熱をきっかけに不登校とございますがまずは、当時においては遅れた勉強について早急にサポートをしなければなりませんでした。

今からでも遅くはありませんので、勉強も、遅れたぶんはお休みしていたところまで戻って、一つ一つ取り組まれてはいかがでしょうか家庭教師や目上の人に教えてもらう、学習塾の短期などで相談して個別指導をしていただくといいかもしれません。

そのうえで、学校生活は勉強と部活だけではなく、「決められた時間に決められたルールのもとで過ごす」ことが大切ですので、お子さんにはまず「朝起きる、朝食をとる、したくをする、学校に行く」のリズムを整えさせます。

たとえ途中で帰ってきても次の日同じリズムで支度をさせてください。

学校の様子を先生に聞いたり、どのようにしているのか、お母様もある程度把握しましょう。お子さんから学校であったことをきけるようになるのが一番ですが、難しい場合は毎日の様子を日付、時間と様子程度でいいのでノートにお母様が書き留めるようにしてください。

不登校のバイオリズムがわかってくることがあります。

また、もしどうしても登校を渋るようなら、親の金でも今は勉学に励むのが学生の本分。「いかないならその分は自分の体で返す」「中卒で良ければ働いてもよい」くらいの気持ちを息子さんへ伝えることです。

学生が終われば社会に出て自分で稼いでいかねばなりません。週3回から4、次は5回と登校を増やしていくようにしなければ親御さんがいなくなったときお子さんはどのように生きていくのか、今よりもっと心配が出てくるはずです。

いかないのも自由、行くのも自由ですが、恵まれている自分の環境で自分の役割（学生）を拒否する、学校に行きたくても行けない子は世界中にたくさんいるのだということは理解させておくべきでしょう（おそらく「うつ」になりかけているので時間はかかりますが規則正しい生活をまずさせること。これが第一です。）

学校に行かないのなら働く、という選択肢も息子さんにあるということをきちっと伝え、それが今の自分に可能かどうかも話し合ってみるのもいいと思います。

今頑張らなければ将来損をするのは自分、なのです。同じ悩みを持つ親御さんのサークルに参加して話を聞いたりするのもよいでしょう。

まずは一人で悩まずどんな小さなことでも周りと相談しましょう。一緒に悩みを改善しましょう。

以上となります。また何かありましたらご連絡下さいね。　智子

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