コラージュ療法を用いて未来を考える。子育てが不安な時
自分と子供の未来を描く話
明確に、こうなりたいという思いがある人もいれば、何となく、分からないという人もいるでしょう。ほとんど人が後者の場合が多いです。
まして、子育てや不登校やひきこもりで子供さんのことで悩んでいたら、どうなるんだろうという不安の方が強いかもしれません。
そんな不安な気持ちを考えてコラージュ療法のお話を交えながら、どうなりたいのかという未来を描くお話をしたいと思います。
コラージュ療法とその方法
コラージュ療法はアートセラピーの中の1つになるのですが、絵を書くことに苦手意識を持っている人も、気軽に取り組めて楽しめるところが、魅力の1つとも言えます。
コラージュ療法のやり方
まず、ある程度の大きさの画用紙を用意します。
そこに、自分がお気に入りの雑誌から、何か気になるものや好きなもの、なりたい姿やほしいものなど、何でもいいので、切り抜いて、画用紙に貼っていきます。
貼る場所も、どこでもいいです。自由にレイアウトしていいです。
気がすむまで、作ったら、最後に日付とその作品の名前を裏に書いて、終わりです。
コラージュ療法のポイント
実は、このコラージュ療法は、作品への心理分析に重きをおかないのです。
コラージュ療法では、作品を作っている間に、作り手の心の中を自然に表現していくことができます。
そうすることで、心の中にあった不安が解消したり、すっきりしたような気持ちになったり、また1つの作品を仕上げた達成感も、心の喜びにつながります。
絵が書くことに抵抗がない人は、真っ白い画用紙に、クレヨンをもって、心の思うままに描いたり、殴り書きもいいでしょう。
いろんな人の話を聞いていて、初めは、何を貼って良いのかとか、とまどいを感じる人が多いのですがやっていくうちに、どんどん楽しくなってきます。
自分の好きなものが見えてくる
貼っていって、作品を見てみると自分って本当はこんなのがほっとするんだよねとか、こんなのが好きなんだよなとか気付くことも多いです。
このやり方を、続けていくと、そのうち、なりたい姿ややりたいことを強く意識することができ、今度は、自分の夢を叶える手助けになってくれます。
コラージュ療法で大切な事
どうしても、毎日の生活の中で、目の前のことだけに、視野が狭くなりがちです。
しかし、コラージュによって作った作品を見ていると、本当の心の声や、なりたい自分、行きたい方向など、もっと広い時間軸を意識して、毎日を過ごすことができます。
そうすると、作品の中で気付いた夢に、近づいていくことができます。
未来を考えるときに、枠にはまって、こうあるべきと思うと、心が苦しくなるかもしれません。漠然とただ考えなさいと言われても、何も浮かばないかもしれません。
本当に大切なことは、未来を考えて、今が楽しくなれることです。
時間との向き合い方でお話しましたが、生きられる時間は、"今ここ"だけです。
"今ここ"が楽しくなれることを、どんどん取り入れていって、かまえるのではなく、楽しく、気持ちよく、未来を考えていきましょう。
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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