引きこもり・不登校の克服のゴールは学校?

不登校克服のゴール

学校に行けば全て解決?

子どもに対して、「どうして学校に行ってくれないんだ」という気持ちに関して、もう1つ気になることは、学校に一体どんな期待をしているのでしょうか?という点です。

 

「学校にいってくれさえすれば、何とかその後の人生がうまくいく」そんな考えがありますか?

 

もちろん、学校には素晴らしいところがたくさんあります。

 

そこで生涯のかけがえのない友に出会うこともあれば、自分の人生を変えてくれた恩師に出会うこともあるかもしれません。

 

自分で答えを探す力、生きていく力

しかし、今の教育では、答えを与えてしまい、答えを探す力を養ってくれる場所ではありません。

 

家庭でしかできないことがある。学校が、家庭の何かを肩代わりしてくれるわけではないのです。

 

学校に対して、どんな期待があるのか、少し見つめてみてください。

 

勉強だけなら、自宅でもできます。親と一緒に勉強したり、インターネットも普及したのだから、インターネットを通して学ぶことも、個人的に先生にきてもらうことも可能です。

 

友達なら・・・近所でも、カルチャースクールでも、サークルでも、どこでも作れます。

 

生きる力の源泉は家庭

子どもの、これからを生きていく力を養うところ、そして、その源泉となりえるのは、私は家庭にあると思っています。

 

核家族化が進み、いろいろなことがいわれますが、もう一度、家族であることの素晴らしさを思い出してほしいのです。

 

プライバシーは大事ですが、個々で、ばらばらに生き、孤立感を持つことは、人の生きていく力を奪ってしまいます。

 

生きていく力を養うとは、どうしていけばいいのか。

それは、答えはどこかにあるわけではなく、自分で考えて進めばいいんだということ。

 

間違っていたと思えば、その時にまたやり直せばいい。チャレンジし続けること。

 

それを支えるのは、自分には何かを成し遂げる力があるんだと(自分には価値があるんだと)信じられることと、失敗しても、いつでも戻って羽を休める場所があるんだという安心感なのです。

 

自分には価値があるとは、どうしたら子どもに思ってもらうことができるのか。

それは、親の考えや気持ちよりも、自分(子ども)の考えや気持ちを、いつも認めてくれるということで、子どもは、存在価値を実感していくことできるのです。

 

認めるということは、何でも言う事を聞くというわけではなく、相手を尊重する姿勢です。

 

それが実現できる場所は、家庭が一番なのです。

 

経済的に自由になり、また社会情勢などに振り回されると忘れてしまいそうになる家庭の存在価値を、その大切さを思い出してもらいながら、そして、その一員である自分もまた、かけがえのない存在なのだということを覚えておいてください。


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