転校・中学受験を経て不登校に

不登校,中学,転校,母親

不登校に関する相談

【お名前】: ななふしマザー
【子供の年齢】: 13歳
【子供の性別】: 女
【不登校の期間】:小学2年の三学期より小学5年の5月はじめまで、その後時々お休みすることもありましたが無事卒業。中学入学後6月より現在まで

 

【不登校の状況】:娘は小学2年よりたびたび学校に行くと熱をだし帰宅すると下がるといったことがあり嫌な予感がしていましたが3学期が始まって2日目の朝「ママと一緒にいたい!」と突然玄関で泣き出したのが現在まで続く不登校の始まりでした。

 

この日から私は仕事をやりくりし、母子同伴別室登校を1年続けました。担任の先生は、この間数えるほどしか顔を出さず教室に行ってみれば、娘の机の上には配られたプリントが無造作にのっている 、そんなお粗末な扱いをうけました。学校側にも抗議しましたが納得できるような回答も得られず、不安になったので、色々探し自宅より電車で1時間半かかる私立小学校へ本人の希望もあり転校致しました。

 

転校当初は、元気に通っていましたが4年生になってまもなく学校へは行くものの体が動かなくなり、建物のなかにすら入れなくなりました。

 

こちらの学校では、担任先生をはじめお友達、保護者の方々が非常に温かく見守ってくださり、5月の自然教室というお泊まり行事に参加できたのをきっかけに5年生より行けるようになり時々休むことはありましたが無事卒業致しました。

 

又6年生では自ら中学受験を希望し猛勉強し希望の中学へ見事に合格致しました。

 

これでもう大丈夫かもと思っていた矢先、入学してみると陰湿ないじめやつるんでいなければ仲間はずれにされてしまう学校の雰囲気にどうしても納得できず、登校途中に気分が悪くなってしまったりを繰り返し6月より行かなくなり前期の終わる9月にて退学し、現在地元の区域外の公立中学に席をおいています。

 

時々夕方私と顔を出すだけで全く登校しておりません。勉強の意欲もなくなっています。

 

【家族構成(同居、別居含む)】:
父 母 娘と3人で暮らしています。兄弟はお嫁に行った姉と5月に結婚する兄が近くにいます。ちなみに私と主人は再婚で 姉と兄は私の前夫の子どもです。

 

【ご両親の職業】:
父は自営 母は会社員

 

【ご相談内容】:
通算すると5年になる不登校です。この間、心療内科受診2カ所、カウンセリング、漢方、ヒブノセラピー、遠隔ヒーリング等々かなりのお金も使って色々やりました。

 

母親としての育て方をみなおして彼女のありのままを受け止めようと色々な方の本やサイトを検索して読ませていただきそれなりに努力して参りましたが効果がありません。娘は不登校ですが引きこもっている訳でもなく、私とも色々話します。

 

あるカウンセリングを親子で受けた際、「どうしても日本の学校があわない人がいるんだよね。外国へ行ってみれば」というお話をされたことがきっかけで元々興味のあった海外に目を向けるようになり現在米軍基地内で英語を習い、ある劇団でダンスもやって舞台にも立っています。

 

無理に学校へ行くこともないと思っていますが、どうしても学校へ行くことができない自分をどうしたらいいのか悩んでいるのが非常にわかります。時々、自分がどうしようもなくなるのか、突然殻にとじこもってしまうことがあります。

 

何とか気持ちを楽にしてやりたいのですが、一体、今後母親としてどのようにしてにあげればいいのかとても悩んでいます。小学2年生の時から現在もいつも娘は他人と違った考えや視点でいるようで、比較的同じことをして仲間とあわせていることが安全。みたいな集団生活がどうしても受け入れられないとよく話してくれます。

 

悪いことではないと思いますが、これだけ拒絶するのは、ひょっとして娘は何らかの発達障害等のグレーゾーンに属しているのかもしれない?とも最近考えております。

 

過去に心理検査は受けたことがあるのですが、再度受けた方がいいのかも・・・とも思っています。私自身、あまりに長い間この問題をずっと一人で考えているので最近、気力もなくなってきて軽いうつ症状でいます。

 

どうか何か助言頂ければ幸いです。とても長くなりました。どうぞ宜しくお願い致します。

カウンセラーからの返答

不登校,中学,転校,母親

ななふしマザー様はじめまして カウンセラーの翁長です。

 

相談内容読ませていただきました。

 

13歳の娘さんは現在は英語を習ったり劇団でダンスもやり舞台にも立っているということでとても充実されているように思われますが、どうしても学校に行けない自分に悩んでいるのが感じられ母親として娘さんにどうしてあげたら良いか悩んでいらっしゃるということですね。

 

母親がこどもにしてあげられること。それはこどもが自分らしくいられる居場所を用意してあげることではないのかなぁと思います。ななふしマザーさんは今まで十分そのようにされてきた事と思います。

 

経験は後に必ず財産となります。自分に合わない環境や人間関係を知ることで自分の居心地の良い環境や人間関係を知ることが出来るのです。

 

娘さんが殻に閉じこもってしまうことがあるのも自分にしっかり向き合っているからなのではないのでしょうか。何かしてあげたいという気持ちは十分わかりますが、自分で解決出来るのだという気持ちで信じて待つのもこどもにしてあげられる事だと思います。

 

長い年月 母娘で 特にお母様はずっと一人で考えてきたということですからそんなお母様を見てきて母娘の絆もしっかりと築けている事と思います。

 

発達障害等の心配に関しては私は医師ではないのでなんとも言えませんが、心理テストなどに関してももう少し様子を見てからでも良いかもしれませんね。

 

ななふしマザーさんにとって少しでも助言となりましたら幸いです。

 

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