「病院・診療科目の選び方」「合わなかった場合の対応」

一度は病院を受診してみよう

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どの不登校にも、背景になんらかの精神的な病気や障害が隠れていることがあります。ですから、一度、学校の相談室やあるいは病院やクリニックを受診していると安心です。

 

もし、背景にうつ病があったとき、これは非常に危険で命の危険にさらされることもありますので、必ず病院などの医療機関での治療が必要になります。

 

子どものうつ病は、大人のものと違って明らかに暗くうつうつとしていていかにもうつ病みたいな状態ではないことが多くあります。例えばイライラして起こりっぽくなっている、ということだけな場合もあります。

 

自己判断は危険な場合も

 

また、心因性の嘔吐症かもしれないなぁと思っていても、もしかしたらうつ病の食欲不振、摂食障害、パニック障害のこともあるかもしれません。ひとつの症状だけ見て自己判断では危険なこともありますので、一度病院やクリニックを受診されると安心です。⇒心因性嘔吐症について

 

場合によってはお薬で症状が改善、学校に復帰できることもあります。また、カウンセリングと併用して心の問題の改善もあるかもしれません。

 

あるいは、発達障害や人格障害が背景にあることもありますので、一度、きちんとしたチェックをしてみてください。

 

関連記事:不登校につながる可能性のある子供の体調不良と対応法について
アスペルガー症候群 ADHDなど落ち着かない 学習障害などやる気の欠如
起立性調節障害 心因性嘔吐症 過敏性腸症候群

 

病院の選び方

まずはかかりつけの小児科や内科の先生に紹介状を書いてもらったり、学校の養護の先生やカウンセラーの先生にすすめてもらうのもいいかもしれません。あるいは、近くにあるから、という理由で行ってみてもいいと思います。
もしいろいろと心配があるようであれば、大きめの病院に行ってみると安心です。

 

診療科目の選択法

診療科目としては、精神科や心療内科、子どもさんが小さければ児童精神科もおすすめです。

 

精神科と心療内科の違いですが、精神科は心の問題全般、心療内科はどちらかというと内科よりで、例えばお腹が痛い、気持ちが悪い、頭が痛い、といった体の症状がメインに出ている場合に、利用するといいでしょう。

 

先生が合わなかったら・・・

先生との相性が合わなかったら無理せず他の病院をあたってみて大丈夫です。ただし、一度ではわからないので、少し継続してみてそれでもものすごく不快感がある、なんてときは思い切ってセカンドオピニオンしてみてもいいかもしれません。

 

薬を飲んでいる時は注意

ただし、途中で飲んでいるお薬を自己判断でやめるとものすごく具合が悪くなったり異常が起きる場合もあるので、お薬をやめてもいいかの判断は必ず病院に確認してみる必要があります。
不登校は医療の力にもお世話になった上で対策をすすめていくと危機的状況を防げたり、お子さんの負担も減り、非常に安心です。

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