不登校・ひきこもり解決のための夫婦・家族のコミュニケーション
子どもが不登校になっている間、親としての考え方、心構えなどはいろいろとお話してきましたが、今回は、特に夫婦間にフォーカスをあてたいと思います。
シングルマザー、シングルファザーの場合でも、自分の両親と同居の場合など、当てはまるケースがあれば、参考にしてもらえればと思います。
単刀直入に、質問します。夫婦間は、うまくいっていますか?
残念ながら、うまくいっていない場合がほとんどです。
なぜならば、それは、離婚の数を見れば明らかで、3組に1組が離婚をする時代を迎えています。
そして、おそらくうまくいっている場合は、子どもの不登校に対して、夫婦一丸となって向き合うことで、さらによい家庭に成熟していくことだと思います。
良い夫婦とは?
それでは、良い夫婦とは、何でしょうか。まずは、コミュニケーションがとれていますでしょうか。
- お互いの話を、お互いが真剣に聞いて
- お互いの理解を深め合い
- 相手の意見や考えを聞いた後で
- 自分と違う部分は、相手を非難することなく、伝えること
はできていますでしょうか。
書けば簡単ですが、実際に実行をしようとすると、難しいんです。
話を聞いていれば、話の途中でもすぐに自分の意見をいいたくなったり、自分の感情に振り回されて、相手が伝えたい内容とは違った意味で勝手に解釈してしまったり、
話が長くて、何を言いたいのか分からなかったり、気付けば、いつもと同じ口げんかということもよくあることです。
このコミュニケーションが本当にとれている夫婦はすごく少なく、表面的にはうまくいっているように見えるけれども、仮面夫婦というのも、多く存在しています。
コミュニケーションの癖というのは、かなり体に染み込んでいるため、初めは自覚をすることが困難です。
夫婦で話し合いをするときは・・・
そのため、最初のときは、夫婦で話し合いをするために、あえて、カウンセラーを混ぜた3人で話し合いをすることをお薦めします。
お友達の場合は、どちらかに肩入れしてしまうことがあるので、公平に、冷静に、2人の間の架け橋になってくれる人が適切な人選だと思います。
2人の話が通じないとき、感情に振り回されそうなとき、カウンセリングスタイルにもよるので、一概には言えないのですが
カウンセラーが、間に入って、お互いに分かりやすい形で説明を繋いでくれたりすると、お互いに伝えたかったことが、伝わりやすくなります。
また、そういった回数を重ねることで、相手の癖や、自分の癖に気付き、徐々に、自分達だけでも、コミュニケーションが成立しやすくなっていきます。
まずは、自分達のコミュニケーションから改善していって、そうして、努力を重ねている間にふわっと、子どもが引きこもりから、立ち直ってくれるケースも少なくはないのです。
夫婦間や家族観の充実は不登校・ひきこもり解決には必要不可欠だと言えます。
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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