いじめ

子供が不登校なった時に気を付ける8つのポイント

不登校の気を付けるポイント

精神面で気を付けるポイント

イライラしても子供へぶつけない

不登校の子供を見て、イライラしてしまうのは親として当たり前ですし、仕方がありません。でもこのイライラを子供にぶつけてはいけません。

親の怒鳴り声や不機嫌な表情は、子供の精神を疲れさせてしまいます。不登校の子供には学校も家も居づらい場所となってしまい、ますます悪影響です。

子供に腹を立ててイライラしてしまったときは、その場を離れて冷静になるのがおすすめです。

自信を持ってもらう努力

もしも子供がいじめにあっていたら、親は何をするべきなのでしょうか。親がすること、親だからできることの一つが「自信を持たせる」こと。

いじめの被害にあってしまった子供は自信を失ってしまっていることが多いです。考えれば当たり前です。「死ね」などの暴言を吐かれ続けているのです。

言われ続けることで「本当に自分なんて死んでしまえばいい、いなくなってしまえばいい」と思ってしまっているかもしれません。

親はどんなに小さなことでもいいから「ありがとう、あなたがいて助かった」と言葉で伝えてください。それだけで子供は自分はいたほうがいいんだと実感してくれます。

笑顔を忘れずに

子供がいじめられたら、不登校になったら、笑顔でいる時間は少なくなってしまうかもしれません。でも、大切なのは親が笑顔でいることです。

親の笑顔を見るだけで、子供はリラックスした気持ちになれるし、家庭で心を休めることができるのです。

共感してあげること

もしも、こどもがいじめられていると告白してくれたら、まずはその子の辛さを一緒になってしっかり受け止めてあげてください。
一緒に「つらいね」って。一緒に思いを味わいましょう。

もしも親が出て行ったところでいじめがエスカレートしてしまうのなら子供を学校に行かせなければいい、転校すればいいのです。
親は自分の味方だ、自分のために動いてくれている、親は子供を愛している、それがわかってもらえればいいのです。

家庭・生活環境で気を付けるポイント

子供の体に素直に従う

不登校の子供は、学校に行かなきゃいけないと思っている子供も多いです。しかし、「不登校」の状態になると、心ではなく体が学校を拒否してしまう場合が多いです。

親は、子供の体が学校を拒否しているのであれば見守ってあげましょう。

本当に子供が学校に行きたくなったら行くようにすればいい、そう伝えてあげるだけでも子供の心はふっと軽くなります。

学業に関しては自宅でも、学校以外の場所でも勉強する方法があります。親は、学校以外の場所で学びの場所を見つけてあげましょう。

安らぐ環境を作ってあげる

不登校の子供に、親ができることの一つが「安らぐ環境をつくる」ことです。

不登校になっている本人は「これから先どうなるのか」「自分の辛さは他人にはわからない」など、周りが思っている以上に悩みを抱えていることが多いです。

家族のなんてことない言葉にも傷ついてしまうかもしれません。家族ができることは適度な距離をとり、安心できる環境を作ってあげることです。

食生活のリズムを整える

子供が不登校になってしまったとき親がするべきことの一つが3食きっちり食事をとらせることです。朝と夜は必ず一緒に食べましょう。

食生活のリズムをきちんと守らせることは不登校を脱するために大切なのです。

自宅に引きこもってしまうと、ついつい時間を守らなくなってしまうのでだらだらと過ごしてしまうことが多いようです。食事はなるべく添加物の多いものに偏らないようにしましょう。

添加物の多い食べ物はミネラルやビタミンをほとんど含みませんし、体内で分解される過程でミネラルやビタミンを大量に消費してビタミン不足になってしまい、胃腸に負担をかけてしまいます。

朝起きにくい、なんだかだるいという症状を引き起こしやすくなってしまうのです。

親ができる学校への対応

自分の子供がいじめられいると分かったとき、学校へはどのような対応を撮ればいいのでしょうか。

まずはクラスの担任から話を聴いてもらいましょう。クラスへの影響が大きく、担任の先生が解決してくれることも多いです。

担任が動かない場合は次に教頭→校長→教育委員会といった順で直接会いに行って話すようにしましょう。

ポイントはできるだけ、具体的な対策を求めることです。また、対策の進み具合を確認する「期日」を必ず約束することも忘れずに。期日がないと、のらりくらりと取り組んでくれない、というケースも残念ながらよくある話なのです。

学校に対する行動や勉強などについては不登校の子供に対して出来る対策まとめもご覧ください

大人の世界で起こるいじめ

大人のいじめ

大人の職場でのいじめ

私の職場でのいじめの体験談

もう10年近く前ですが、私自身も職場で明らかに「いじめ」と感じる仕打ちを受けたことがあります。

職場は美容室のフロントという本当に限られた人間関係で、上司のIはたぶん私のことが気に食わなかったのでしょう。

すごくあたりが強くて、美容師の方からは「大丈夫?死にそうな顔してる」とよく心配されました。

毎日毎日出勤の時は交通事故にあえば行かなくていいかなとか思ってました。

そんなときに救ってくれたのは友人・両親の言葉です。「そんな職場やめたらいい。」

結局その職場には1か月しかいれませんでしたが、次も同じ職種の仕事をして上司にとても恵まれて何とか仕事ができました。大人だって子供と同じ、一人で悩まず、頼れる人に相談することが大切です。

女性同士のいじめ

子供のころから、女の子のいじめと男の子のいじめは少し違うようです。

女の子のいじめは「仲間外れ」「悪意のある悪口を流す」といった精神的ないじめが多いです。これは大人になっても同じだと思います。

女の子は、自分がグループでどのような位置づけなのか、友人たちが自分をどのように思っているのかを気にします。年齢を重ねても、このようないじめは女の世界では永遠にあるように思います。

職場でのいじめ

大人になれば、いじめはなくなる・・・子供はそう思っているかもしれませんが、大人の世界も変わらずいじめは存在します。職場でもいじめは少なくありません。

いじめが起こってしまう原因の一つがコミュニケーション不足です。あいさつをしない。気遣いの言葉がない。話しかけてもそっけないといった態度がいじめの原因になってしまう事も多いです。

同じ職場の人に警戒心を抱かせてしまうと無意識に排除したいと思われてしまうので、コミュニケーションはとても大切です。

マタニティハラスメントは意外と多い

大人の世界のいじめの一つに「マタニティハラスメント」があります。

マタニティハラスメントとは、働いている女性が妊娠・出産をすることに対して、職場から受ける精神的・肉体的な嫌がらせの事です。

特に妊娠している女性は、ストレスによる胎児の影響を考え、退職を選ぶ場合も多いです。今の時代ナンセンスなマタニティハラスメントですが、残念ながら現実は多いようです。

ママ同士のいじめ

ママの世界のいじめ

いじめは子供の世界だけではありません。

大人の世界にもいじめは存在します。最近よく耳にするのがママ友の世界のいじめです。
昔からあったといえばあったものです。ママの世界はとても小さな世界ですが、子供にも影響が出てしまうため、耐えている人も多いのです。

自分だけの事ではなく、旦那さんの仕事、年収、住んでいる場所、子供の能力など嫉妬や妬みの原因も増えているのです。

ボスママと言われる存在

女の子のグループにはリーダー格が存在します。ママ友の世界も同じで、ボスママといわれるリーダー格が存在します。

ボスママは、グループ内で意見がわかれたり、違う行動をとりたい人がいたりすると、自分の思い通りにならないと、その人に冷たくしたり仲間はずれにしたりといった女子特有のいじめをします。

「私の言うことを聞かないとこうなるのよ」という空気を出してその場を支配するのです。子供が絡んでくるママ友付き合いは本当に大変で、鬱になってしまう人だっているのです。

ママ友いじめの原因の一つは嫉妬心

嫉妬は大人になっても沸いてしまう感情です。

嫉妬はいじめの原因にもなります。自分が嫉妬している、と感じる人は素直に「憧れている」と自覚しましょう。

一流アスリートの多くは「嫉妬心」をプラスに持って行ける人が多いそうです。

あの人は自分より優れている、じゃあ自分はもっと努力して追い抜かしてみせる!考えを自分のプラスにかえれるのです。嫉妬からくるいじめは周りから見ればとても滑稽なものです。

嫉妬は誰でも抱く感情なのですから、自分のためにエネルギーを使える人間になりたいものです。

嫉妬していいこと生まないし、下手すりゃ人間不信にもなるし、引きこもりにもなります。人をうらやんだりすることしかできなくなってしまいがちです。マイナスの嫉妬心を放っておくと相手の悪い所ばかり探すようになります。

じゃあ自分は自分にできることをちゃんとやってるのか。そのうらやましいと思う人との格差を埋めるどういう努力をしてるのか。格差を埋める努力をしようというやる気に変換していきたいものです。

いじめをする心理

いじめをする側の心理としては本人もストレスを抱えている場合が多いです。自分が傷ついたり、嫌な思いをした時にこの気持ちを他人に分からせるため、自分と同じ気持ちにさせるために標的を見つけ、いじめをし始めます。

そうすることでストレスを発散し、心の状態を安定させています。

自分がもし人に意地悪な態度をとってしまったり、いじめに近いようなことをやっている自覚があるのなら、自分が何でストレスを抱えているのか?どんな嫌なことがあったのか?一度考えてみてください。

LINE・SNS・ネットいじめの現状と今の最善策

LINE・ネット・SNSいじめ

今のいじめについて知る

私たち大人が現代のいじめを知り、対処するのも子供の不登校ひきこもりを減らすための第一歩とも言えます。以前ですと、体に傷があったり、ランドセルが汚れていたり、教科書に落書きがしてあったりと外からわかるいじめが主流でした。

なので、子どもの様子をよく観察していれば異変に気付けました。しかし、ネット社会が発達し、子どもも携帯、スマホを持つ時代になり、目に見えない言葉や文章でのいじめが増えてきているのが現状です。子供が心の内から追い込まれているのです。

ネット全般のいじめ

ネット全般でいうと、個人情報を勝手に公開されたり、個人のブログなどで実名で悪口を書かれたりというものがあります。ネットは日本中、世界中に繋がっているので今すぐに危害は及ばないかもしれませんが、いつどこでその被害に襲われるか分かりません。

LINEいじめ

今学校で多いのがLINEいじめです。LINEいじめは、まず、グループメンバーを強制的に退会させて仲間はずれにするといういじめがあります。LINEには、グループのメンバーを強制的に退会させる機能があります。

本人が自主的に退会したのか、それとも誰かが退会させたのか、そもそも誰が退会させたのかがわからないようになっていたため、いじめにつながっていたという経緯が多いようです。他にも、ブロックする、グループに入れないといったいじめの方法もあります。いわゆる「シカト」、LINEでブロックされたりグループに入れてもらえないといういじめです。

大人としての対策

「ネット上のいじめ」の対策としては、本人や家族だけでなく、その地区に併せた学校、教育委員会、そして警察との連携が必要になってきます。また、ガイアックスという企業により学校の裏サイトや掲示板などを監視するというサービスも開始しています。

しかし、無限に広がるネット社会で企業や団体による監視ではおそらくいたちごっこになるのが今の世の中です。一人一人にもっと近づいてそれぞれの子供にあった対応が必要です。

子供のスマホ・ネット禁止が得策か?

こうなってくると子供のネットやスマホ自体を禁止したくなりますが、そう簡単な問題でもありません。今や他の友達や同級生が利用している中で自分の子供だけ使っていないとクラスの雰囲気や子供によってはそれが仲間はずれの原因になったり、本人が無意識にそう感じてしまうという恐れもあります。

子供を加害者にしない

では、私たち大人はどのような対策があるのでしょう?まず、子供を加害者にしないこと。いじめているという意識が低いのもこのLINEいじめの特徴だといえます。

子どもを加害者にしないためには、「ネットいじめはいけないよ」と伝えるだけでなく、ネット上でも相手の立場を考えて適切な発言ができるよう、根気よく学ばせることが必要です。誰かを誹謗中傷したり個人情報を暴いたりすることは、れっきとした犯罪になることも伝えておくべきなのです。

事前に子供に危険性を理解させる

子供にスマホを持たせる前に、SNSやLINEは便利だけど友達との関係や大事な人との関係を壊すきっかけにもなること。大勢の悪意のある人から暴言を吐かれたり、知らない人からも悪口を言われる場合もあることなどネットの怖さを事前に説明しておきましょう。

今できる最善策

また、今は子供をネットから守るためにいくつかのアプリが公開されています。子供を監視するのは少し気が引けるかもしれませんが、最悪の事態になる前にこうした対策をとっておくのも大人として大事な世の中なのかもしれません。

また、子供のSNSの状況を把握しておくことでいじめや不登校を未然に防ぐことも可能になってきます。子どもは自分がいじめられているとは自分からは言いません。なのでアプリによって把握しておけば事前に助けられるかもしれません。

アンドロイド・アイフォンアナライザー

LINEの会話、通話履歴(誰とどのくらい電話したか)、ネット閲覧履歴、メール履歴などをリアルタイムにスマホで何をしているのか分かるアプリです。強力な機能です。子供のスマホの情報はパソコンやスマホで閲覧可能です。

スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ

このアプリは、未成年者がスマートフォンを安全に正しく利用できるよう、情報モラルを身に付けてもらうことが目的ですが、子供にスマホを持たせる前に、親が体験してみるのもいいかもしれません。

子供がいじめ加害者になったら/ならないためにすること

不登校や家族・いじめ問題

いじめ被害者の苦しみを理解する

自分の子供がいじめ加害者に!?そんなことになったら、またそうなる前にいじめとその被害者についてしっかり理解してください。まず、親として「いじめられた子供がどんな影響を受けてしまうのか」「いじめはいじめられている時だけが苦しいのではないこと」を理解してください。

いじめによる被害者へ人体・精神への影響を理解する

統合失調症になる危険

いじめによって被害者が病気になってしまう事もあります。被害者が発症してしまう可能性の高い病気の一つが「統合失調症」という病気です。

いじめによる強いストレスにより発症する恐れがあり、症状は「陽性症状」と「陰性症状」という2パターンありる病気です。陽性症状の主な症状は幻聴や幻視・常同運動や激しい興奮といった日常生活に支障の出る行動を起こしてしまったり、支離滅裂なことを言ってしまったりなど、人と生活するのが難しくなってしまいます。

陰性症状の主な症状は、生活していくうえで必要な、意欲の低下や会話の減少、さらには喜びを感じにくくなり、物事への興味も喪失してしまいます。

社会性を学べなくなる

長期化することによって後遺症を残してしまうことも少なくありません。だからこそ、早く対応してあげることが大切なのです。子供は、長い年月をかけて、友達とのトラブルや助け合いを体験し、社会性を身につけていきます。これは、学校集団の中でしか身に付けることが出来ないのです。

しかし、いじめによって不登校になってしまった子は、トラブルや助け合いをほとんど経験することができません。大切な社会性を学ぶことができません。そのため大人になっても人付き合いが苦手で、結果引きこもってしまう人も多いのです

いじめ加害者にならないために

いじめ加害者の特徴

劣等感の塊

イジメの加害者に共通しているのが、劣等感の塊だということです。「とにかく相手より優位に立ちたい」
という欲求が生まれ、いじめが発生するんです。誰よりも自分に自信がない劣等感について考える上で重要なのが、その人を取り囲む環境です。特に、幼少期の人間関係。子供の頃から、一人の人間として「肯定されている」「認めてもらえている」こんな人は劣等感にさいなまれるということはほとんどありません。かわいそうな人ですよね。いじめてる人って。

ADHDの子供

多動性障害を持つ子供はいじめられる割合も高いですが、いじめの加害者になってしまう可能性も高いです。ADHDの子供には周りから悪い評価を受けやすく、本人も自分の責任だと思い込んでしまうという事があります。

そうすると、先生や親に注意を受けたり、叱られてばかりになり、反抗的になって暴力的になったり、逆に無気力な子供になってしまう可能性があります。

サイコパス的人格

「サイコパス」という言葉を最近よく耳にする事が増えました。このサイコパスは性格が人として冷たいなどという問題では済まされません。サイコパスは脳に異常がある場合が多いです。

特に脳の前頭葉という部分に問題がある可能性が高く、ホルモンの異常ではないかと考えられています。幼少期の虐待や、生育環境の劣悪などといった問題も重なってしまい、「サイコパス」としての人格が形成されてしまうことが多いです。

サイコパスとはどのような人格なのか

いじめの加害者になることが多いサイコパスですが、このサイコパスはいったいどのような人を指すのでしょう。簡単に言えば人としての良心がない、人の痛みがわからない、人と共感することもない、さらには罪悪感もない。

人として、自分の行動に責任を取ることもできないが、常識やルール、規律はサイコパスの中には存在しません。頭の回転が速く、口が達者で嘘も嘘と感じれないほどうまく、演技が上手なのもサイコパスの特徴です。

そして何より、過大な自尊心で自己中心的、仮に自分に非があったとしても認めようとしない、このような特徴があるのがサイコパスです。

専門家に相談を

上記の3つにもしかしたら当てはまるかもと思ったら、できるだけ早く専門家に診てもらうようにしましょう。

いじめ加害者になったら

自分の子供がいじめの加害者になってしまった場合はどのようなことを心がけなければならないのでしょうか?親には3つの事をしなければなりません。

  • 謝罪する
  • 子供を理解させる
  • 家族観を見直す

この3つです。子供を指導するときは、本人が「本当に悪いことをしてしまった」 「二度としない」という深い反省と再発防止の決意をするきっかけを作らなければなりません。「自分がされたらどう思うのか」と、相手の立場で考えさせるのも効果的だと思います。子供の自律心を養う指導を心がけましょう。

謝罪する

加害者側の家族になってしまったら、まずは何より被害者側に「謝罪をする」ことが大切です。

加害者の親御さんの中には自分の子供は悪くないという主張をする方もいます。しかしそれは間違いです。どんな理由があろうとも「いじめをしてしまった」ことは加害者側が謝罪しなければならないのです。

例えいじめた原因が「被害者側がもともとの原因を作った」としても、それをいじめという形で解決しようとした行動は謝罪しなければいけないし、解決方法として間違っていたということを子供本人にも気づかせてあげなければなりません。

子供に理解させる

加害者である子供にはただ、叱るのではなく「どうしていじめをしてはいけないのか、問題の解決策としていじめはなぜいけないのか」ということを子供に理解させる注意の仕方をしなければいけません。

もしかしたら、加害者の子供はいじめをしていると思っていないかもしれません。でも、いじめは受ける側がいじめと感じればいじめとして成立します。受ける側の主観です。

「いじめではないということは、加害者が決めることではなく、いじめを受けていると感じている被害者、その家族、そして周りの人が判断すること」だということをしっかり説明してあげなければなりません。

家族観を見直す

自分の子供が加害者側になってしまったらショックだし、認めたくありませんよね。大切に育てていた子供ならなおさらです。一生懸命育てているのに、なぜ?そう感じる親御さんだってきっと多いはずです。

ただ、子供はとても敏感だし、大人が思っている以上に周りを見ています。そして、影響を受けやすいと思います。いじめをしてしまう子供の中には家庭環境にストレスや問題を抱えている子供も少なくありません。

夫婦の関係、家族の関係、子供への接し方、子供を一人にする時間が多くないだろうか・・・無意識に目をそむけていた家庭の問題を考え直すタイミングです。

いじめをしてしまう子供にもういじめをするな!と注意するだけではなく、家庭が知らず知らずに子供を傷つけていなかったか、家族で振り返って問題があればみんなで改善しなければなりません。

今回はいじめ加害者について取り上げました。いじめ被害にあった場合の対応は不登校の原因と対応(いじめ/友人)ページで詳しく書いています。

番外:傍観者は加害者か?

いじめは日本だけの問題ではありません。しかし、外国と比べて、いじめを見ていて何もしない“傍観者”が日本には多いです。傍観者=加害者。そう考えてもいいかもしれないけれど、傍観者にもいろいろなタイプがあるのです。「面白がって見ているだけ」という生徒もいれば、「本当は止めさせたいけど、怖くてできない」という生徒もいて、「またやってるよ~。俺には関係ないけど」と、全く他人事のように考える生徒もいる。

みんながみんな、加害者に匹敵するわけではないと思うのです。いじめは、無関心な傍観者がいることで、かえってエスカレートするものということを子供に教えてあげなければいけないのです。やっぱり大人の行動が大切です。

意地悪な子供になってしまう要因と出来る対策まとめ

意地悪な子供

子供が意地悪になる要因と特徴

けなされて育った子供

親にけなされながら育った子供は、同じように人をけなす人間になってしまいます。

敵意や憎しみの中育ってしまった子供は精神が不安定になってしまい、中には不安から逃れるために乱暴になってしまう子供もいます。これは本能で自分自身が強くなることで、不安に打ち勝とうとするためなのです。

いじめっ子、意地悪な子供を育てているのは親である自分たちのせいである可能性は大いにあるのです。

無関心が一番だめ

意地悪な子供の多くは親の愛情を感じていない子供だそうです。

親と過ごす時間が少ないから愛情を感じないというわけではありません。たとえば、同じ場所に同じ時間預けられている子供いるとします。

預けられている理由が、親がその子供を見たくなくて預けているのと、仕事などで預けていて、少しでも早く会いたいと思い急ぎで迎えに来てくれる親の子供では他人とのかかわりや意欲、成長具合、普段の生活の様子は全くといっても過言ではないほど違うそうです。

子供に無関心・見たくないと思っている家庭に比べると、いつも怒っている家庭のほうが子供は安定している場合も少なくありません。

意地悪な子供は、親の無関心によって意地悪な性格になってしまうということもあるようです。

虐待を受けた子供

親から虐待を受けて来た子供は良好な人間関係を作るのが苦手なことが多いです。

愛されるべき親から愛されずに、そして虐待を受け続けた子供は人を信用することができません。

もちろんすべての虐待を受けた子供がそうだというわけではありませんが、不登校や引きこもりになってしまったり、人を傷つけてしまう人になってしまうかもしれないのです。

出来る対策はまずは親が変わること

意地悪な子を育てないために

意地悪な子を育てないために親は注意しなければいけないことがたくさんあります。

たとえば陰口です。

子供がそばで聞いているのに、いろいろな人の陰口を大人が言うのは子供を意地悪な性格にしてしまう可能性があります。

大人を見ている子供は「人間は信頼できない、悪いもの」という人間不信の気持ちを知らないうちにもってしまい、いつの間にか意地悪な言動が身についてしまうこともあります。

意地悪な子供は、いじめっ子になってしまう可能性もあるし、意地悪な性格は人からさけられてしまい学校に行き辛くなり不登校になってしまうという可能性もあるのです。

子供が意地悪されたら

意地悪を人に言う人、意地悪をしてしまう人は心に「痛み」を抱えている可能性もあります。

痛みを人にわかってほしいと思うあまり、人に意地悪をしてしまうのかもしれません。

意地悪を言う人、してしまう人に何かされた時、「かわいそうな人なんだな」とおもって深く悩まないことをお勧めします。

いじめられる気持ちを学ばせる

いじめを見つけたらやめるべき、しかし、みんながいじめをやめさせられることはできません。

いじめはいじめる側にも心の闇や心の傷がある可能性があります。

子供のためにも、小学生でも中学生でもいじめはどれだけ人を傷つける行為なのかということを学ぶ時間を沢山もうけるべきなのです。

いじめる側の子供たちに、いじめられた子供はどんな気持ちになるのかということを学んでもらわなければいけません。

親だけではなく、学校や社会全体で子供に教えてあげれば、きっと意地悪な子供が減るのではないかと思います。