不登校と病気の関係とその対応法を知ろう

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不登校と病気
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不登校と病気の関係

不登校の原因や不登校によって症状が発症してしまう病気もあったり、病気と不登校は実はとても関係が深いです。

不登校と病気のことを知っておくだけで、子供への対応も変わってきますし、解決策も立てやすいかもしれません。

子どもと5月病

社会人になっても耳にすることが多い「5月病」。5月病は子供にだってあるのを理解しておきましょう。

自分も子供だったとき大型連休の後は学校に行くのが嫌だなぁなんて思ったことがあります。

新しい環境などになじむのは大人も大変ですよね。子供だって同じなんです。子供は子供なりに頑張っているということを親御さんは認めてあげましょう。

時には子供がイライラしていたり、上の空になっていたり、失敗も増えてしまうかもしれません。そんな時は頭ごなしに叱るのではなく「何か理由があるのかも」とまずは考えて接してあげましょう。

うつ病

年々増えているうつ病になってしまう人、子供のうつ病も増えてきているのが現状です。

うつ病になりやすいといわれている人は真面目で完璧主義者、責任感が強く、どんなことでも一生懸命取り組む人に多いといわれています。
頑張り屋さんです。

真面目なこと、頑張り屋さんなことはいいことです。でも、自分の子供の性格があてはまるのなら、親が注意して見守ってあげてください。

部活や勉強などの学校生活で必要以上に過労を抱え込んでしまうと、ひきこもりの原因にもなりかねないのです。

強迫神経症

ひきこもりや不登校は心の病気が原因であることが多いです。特に多いといわれているのが「強迫神経症」という病気です。

この病気は、不安や不快な考えが浮かんできてしまい抑えられなくなったり、その考えを打ち消すために自分の意思に反して無意味な行動を起こしてしまうという症状があらわれてしまいます。

この病気も、もともとは真面目・几帳面・完璧主義な性格の人が多いです。病院で専門の先生に受診してもらうのがいいでしょう。

治療法は、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)というお薬を投与する薬物療法が主流です。薬物療法によって、不安感情を抑え、身体的症状の緩和を目指すという治療法です。

場面緘黙という病気

場面緘黙という病気を知っていますか?この病気は、特定の場所・場面で全く話せない、たとえば家族とは何も問題なく話せるのに、家の外、学校などでは誰とも話せなくなってしまうという病気です。

人見知りや恥ずかしがり屋ってことでしょう?そう思う人も多いですが、まったく違います。何年たっても自然に症状が改善することは難しく、長く続いてしまう事も少なくありません。

発達障害について

発達障害は才能を伸ばす

不登校の要因になることのある「発達障害」。発達障害という言葉も最近になって認識されているように感じます。

この発達障害は、自閉症・アスペルガー症候群・学習障害ととなどいった症状が挙げられます。症状は人それぞれのようです。

コミュニケーションや読み書きが苦手だと感じてしまうことが多く、本人も自信が持てない、人と違うことが苦痛に感じ学校を休んでひきこもりになってしまう子も実際に多くいらっしゃいます。

親が知っておくべきことが、発達障害の子供には発達障害ではない子よりも、好きなことではすぐれた才能を発揮することが多いということです。

才能を伸ばしてあげることで、自分に自信を持つことができ、ひきこもりや不登校といった問題を回避できる事があるのです。

周りの人も理解しよう

わが子が発達障害でないとしても、発達障害のお子さんとかかわることはあるかもしれません。

発達障害は先天性の脳の病気です。親の育て方や家庭環境、躾の問題は関係ありません。

小さい時は特に、発達障害のお子さんが乱暴だったりするかもしれません。お母さんだって一生懸命育てて、悩んで、療育などで対策をとっているかもしれません。

それでも周りが理解していないで「育て方が悪いんじゃないのか」なんて言葉を浴びせてしまえば、ご両親もお子さんも傷つきますよね。
もっともっとみんなが「発達障害」について知る、理解することが大切だと感じます。

クラスメイトも理解をすること

発達障害の子供が不登校にならないためには、学校の対策もとても重要です。

発達障害のことをクラスメイトである子供たちにもしっかりと指導して理解をさせることが大切です。

周りの子供が理解できていなければ、本人とクラスメイトとの間に溝を作ってしまう事もあるし、「お客様扱い」されて学校に行くのが嫌だと思ってしまうこともあります。

クラスメイトと関係性を作る事を目的に支援していくことを学校は重視するべきなのです。そういう経験は大人になるために必要ですし、意味のある学習だといえるでしょう。

アスペルガー症候群

知っておくべき発達障害の一つが「アスペルガー症候群」です。

アスペルガー症候群の場合、「悲しい」「怒っている」「うれしい」といった感情を他人の表情などから読み取ったり察することが苦手です。

知らず知らずのうちに、悪気なく相手を傷つけてしまうし、相手が気分を害していても気が付けず、そのままにしてしまい、人とのコミュニケーションをとるのが苦手です。

アスペルガー症候群だということを自覚すること、周りも知っておくこと、気づけない場合「ひどい人だ」といわれてしまったり、コミュニケーションが苦手なため孤立してしまいひきこもりや不登校の原因になりかねません。

その他の病気

過敏性腸症候群という病気

過敏性腸症候群は最近では小学生・中学生にも多い病気です。

ストレスなどによって、腹痛・突然の下痢や便秘を繰り返す、現代病とも言われている病気です。

もともとは働いている成人に多い病気だったのですが、子供たちにも増えているのです。

このような症状を訴えている場合は、特に異常がなくても仮病だと決めつけるのはやめましょう。ストレスを抱えている子供が増えてきているということは、不登校やひきこもりにも大きく影響しているのではないでしょうか。

ひきこもりと生活習慣病

ひきこもりになってから発症してしまう可能性がある病気もあります。

その一つが「糖尿病」です。なぜ、糖尿病を発症する可能性があるのか、一番は運動量です。

ひきこもりになってしまうとほとんど部屋や家からでることがないので運動量がへってしまい、日々のカロリー消費も減ってしまいます。
結果、生活習慣病になりやすくなってしまうというわけです。特に糖尿病は初期ではあまり自覚症状もなくどんどん進行してしまいます。

自殺率について

日本の20代の若者の死因の第一位は自殺だそうです。

先進主要国(G7)で20代と30代の死因のトップが自殺などという国は日本以外はないそうです。多くの自殺者の多くが不登校の原因にもなる病気の一つであるうつ病を発症してしまっています。

年々急増するうつ病のケアや理解が不十分なのも自殺者が多い理由の一つではないかと考えられています。うつ病を甘えだと決めつける事は自殺に追い込む事にも繋がっているかもしれないのです。

不登校と病気まとめ

以上のように不登校の原因になる病気、または不登校やひきこもりによって引き起こされる病気には様々な場合があります。それぞれの病気の特徴を理解して、子どもを日ごろからよく観察して出来るだけ早く対応をとることが望ましいです。


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