不登校の子供に対して出来る対策まとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
対策
スポンサーリンク

現状を理解する

まずは、不登校の現在を知ること。

不登校の子供が問題として考えられるようになってきたのは1975年以降、この年を境に増加し続けているのが現状です。ちなみにピークは2001年。それ以降は横ばい状態が続いています。つまり、増え続けて、そのまま減少していることはないということです。

不登校の原因を知ることも対策の一つ

不登校の原因と言えばいじめというのは過去の話で、最近では無気力や心身的症状などの精神疾患が原因だというケースも増えてきているのです。身体疾患が原因であることもあります。まずは原因は何かを知ることが大切です。不登校と一言で言っても原因は十人十色なのですから。

慢性疲労も不登校の原因

いじめ以外の不登校の原因で増えているのが「慢性疲労症候群」です。この慢性疲労症候群はどのような病気なのかというと、ストレスや遺伝的要因による免疫低下・内分泌異常・この免疫低下や内分泌の異常によっておこる感染症の発症、さらに脳機能障害が組み合わさって症状が現れる病気だそうです。

慢性疲労は治療できるのか

病気だから、自分ではどうしようもできないですよね。病気と気が付ければいいけれど周りが「さぼってる、本人のやる気がないだけ」などといったとらえ方をしてしまえば、治る事は難しいのではないかと思います。身体疾患なので、薬理療法や漢方処方、非薬理療法といった治療法もあるので、もしかして?と思ったら病院に行ってみるといいと思います。

精神疾患なら病院にいけば治る??

不登校やひきこもりの原因が精神疾患なら、精神科に行けば治るのでは?と思いますよね。でも、実は精神科に行き完治したという前例はあまり多くないのが現状す。どうして病気なのに病院に行っても治らないのか。不登校やひきこもりは奥が深い問題で精神科や臨床心理士といった病院で働く方々にもなかなか手におえない分野なのです。

病院で治らないならどうすれば?

不登校やひきこもりに関しては、まずはその分野を専門にしているカウンセラーに相談してみるのがおすすめです。不登校やひきこもりは本人だけの問題ではなく、親・家族・環境といった周りも何かしら原因になりえる問題ですし、専門に勉強しなければなかなかうまく解決していかない可能性が高いようです。

支援してくれる場所を知る

支援機関などが存在することを知る

子供が不登校になってしまった。学校に相談しても解決しない。このままずっと家にひきこもってしまうのか。不登校で悩んでいる親御さんはこの先どうすればいいか頭を抱えている状況である場合も少なくないと思います。

まず、自分たちを責めない、子供を責めないということが大切です。あと、頼れる機関があるかを知っておくと、心のよりどころができて気持ちも安定すると思います。不登校の支援機関があるということを知っておくのも大切なことです。

具体的な支援機関

不登校の悩みを聞いてくれる専門窓口は教育委員会にも設置されています。「教育センター」や「教育相談所」といった名称を使っていることが多いので、住んでいる地域の専門窓口を調べてみましょう。他にも適応指導教室の「教育支援センターというものもあります。ここでは不登校の相談、カウンセリング、教科指導、体験活動といった通所指導を行っているので、少しずつ、家から外へ活動していく事も可能です。

厚生労働省の管轄の機関である、児童相談所・保健所・精神保健福祉センターなども、不登校で悩む家族の支援機関です。
悩み苦しむのではなく、積極的に支援機関を利用してみることも大きな対策だといえるでしょう。

引きこもりの子供を持つ親同士で助け合う会もあるそうです。

引きこもりで苦しむ子ども・若者の一日も早い回復や社会参加を目指す、特に保護者の連携を支援する全国組織もあります。引きこもりを就労に向かえるよう、多様な支援サービスを提供しているそうです。

不登校状態、休学、中退、留年、引きこもりに悩んでいる人も、学校に行くだけが人生じゃないなにか一つでも自信が持てるもの、仕事を見つけることで改善できるかもしれません。

自治体の取り組み

不登校の問題は地方自治体によって取り組み方は様々です。

不登校の原因の一つだといえるいじめですが、とある自治体はいじめ問題に対してかなりの精力を傾けているのに対し、別の自治体では、それほど深刻な問題として受け止めていないなどといったように温度差があるのです。

すでに積極的に活動を初めている自治体の取り組み内容を他の自治体にも横展し、「日本全体、一丸となっていじめを撲滅しよう」という空気感を作って行くべきだと思いますし、もっと訴えていくべき問題だといえるでしょう。

学校に行かないと心配なこと

親としては、行きたくない学校に無理に行かせるのは心苦しいもの。でも、勉強が遅れてしまい、進学に支障が出てしまうと本人の将来が心配だという気持ちもあると思います。私はそれは愛情だと思うし、まだまだ学歴社会だともいえる現代、子供の進学のことを心配するのは当たり前です。

行動を起こしてみる

保健室登校をはじめてみる

対人恐怖症という病気の場合、内向的であったり神経質・自意識が強いなどといった傾向があります。大人数のクラスに溶け込むのが難しい、苦痛だという場合で、学校に行くこと自体は可能であれば、保健室登校をするというのもいいかもしれません。いきなり30人前後のラスに通うのではなく、徐々に人と接することに慣れていくことが期待できます。

家庭教師に来てもらう

保健室登校も難しい場合、勉強の遅れが気になるのであれば家庭教師を雇うのも対策だといえるでしょう。
今は、不登校専門の家庭教師もいらっしゃるようです。専門の家庭教師の方は、学業支援をしてくれるのはもちろん、中には不登校の子供たちを対象としたキャンプやハイキングといった体験プログラムを行っているところもあります。

学校とは違った形でも勉強には変わりないですし、進学に対しての不安も解決できると思います。中学では不登校気味だったお子さんが、高校がとても楽しくてほぼ皆勤賞だったというお話もよく聞きます。学校が違えば通いだすことができる場合もあるのだから次に向けて勉強することはとても大切です。

学校にも協力してもらう

支援機関や家庭教師を雇うという方法ももちろんですが、学校に協力してもらうことを忘れてはいけません。親が学校に対してしてほしいこと、してほしくないことを伝えましょう。家庭訪問の有無や、学校のプリントを持ってきてほしいか、持ってきてほしくないか。細かいことも伝えておくことで、先生も対応がしやすくなります。

学校には「教育相談」という仕組みがあるのも知っておきましょう。カウンセリングの研修や勉強会に参加している経験がある、担当の先生が必ずいるので、相談してみるのも対策の一つだといえます。

学校に戻るにはどうすればいいか

家庭教師などを雇えば学力の悩みの対策はできますが、学校復帰の対策にはならないかもしれません。学校に戻るための対策と段階を踏んで、徐々に慣れていくことだといえるでしょう。この時に、大切なポイントは焦らないということ。本人だけではなく、親も焦らないこと。

保健室登校から始めてみて、慣れてきたら別室に登校、最後に教室に登校するという徐々に教室に近づけていくという方法が多いです。学校に通うということは、これから社会に出て、生きる強さを身に着けるために大切なことです。ただ、個人個人戻すべきタイミングは違います。このタイミングは今なのか?と考えることも忘れないでください。

子どもへの接し方を考える

不登校に関する支援機関があること、勉強がついていけないんじゃないかという不安への解決策、学校へ戻るまでの過程を知ることができても、両親にしかできない対策もあります。それは当たり前といえば当たり前ですが「話を聞く」ということです。

子供の心を安心させてあげられる、癒してあげられるのはお父さんとお母さん。学校の話だけじゃないです、どんな話でもいいのです。子供が今、話したいことをしっかりと聞くこと、それが子供の安心と癒しになるのです。子供の生きる活力につながるのです。

子供への接し方に関連して、「親の精神面で気を付けるポイント」もご覧ください。

不安や焦りとどう付き合う?

でもなかなか状況がよくならず、不安や焦りが出てきてしまう。

そんな時は子供がうまれてきたときのこと、子供が何か初めてできたことを思い出してみましょう。小さな頃は、何か一つでもできることがあったらそれだけでたくさん褒めていたのだと思います。しかし成長するにつれて、何かができたことよりも、「できていないこと」に目が向くようになり、そのことを指摘してしまうようになっていませんか?

親もカウンセリングや話を聞いてもらう

子供の事でずっと悩んでいる事も子供に影響を与えてしまいます。子供だけではなく、親もカウンセリングを受けたり、誰か相談できる人を見つけるようにしましょう。


スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。